あけましておめでとうございます。色鉛筆イラストを描いているこめよです。
今年もイラストを投稿していきますので、よろしくお願いいたします。
今回は白いフリルの影の塗り方をご紹介したいと思います。
皆様はフリルを描いた際に、どう影を描いたらいいのか分からなくなることはありませんでしょうか?私もフリルの影はちょっと複雑で分からないと思ったことは何度もありました。
どうしてもフリルが描きたかったので、何かしらのポイントや規則性などないかと思い練習してみたところ・・・気づいたことがあったので今回記事にいたしました!
こちらの塗り方はフリルだけでなく、スカートのなびきやマフラーのような揺れる布の影にも使える便利な方法でございます。フリルの影はよく分からなくて難しいと思った方は、今回ご紹介するフリルの影の描き方をぜひ最後までご覧いただければと思います。
以前にフリルの描き方をご紹介した記事も投稿しておりますので、よろしければご覧くださいませ!
フリルの山の部分に影を入れる
フリルは真正面から見るとこのように波打っています。この山の部分に影を入れますが、入れ方にご注目ください。
色鉛筆は灰色を使っています。
こちらのフリルスカートのイラストに影を入れています。矢印の部分です。山になっている部分の根元の方に影を入れているのが見えますでしょうか?例として右に新たにフリルのイラストを描いてみました。
山の形のフリルは二種類あって、裏側が二つ見えるものと、裏側が一つしか見えないものがあります。
裏側が二つ見えるものは根元付近に影を塗り、裏側が一つしかないものは縦線のような影を入れています。イメージとしては山から降りてくるような影を描くような感じです。こちらは鼠色を使いました。
先ほどのスカートイラストに影を足してみました。
矢印の部分のように山を先に塗っております。
フリルの谷の部分に影を入れる
フリルの谷の部分に影をつけてみます。
谷は山のところは山の形に沿って谷に影を落とします。山の下に影が降りてくるようなイメージです。
谷の影は薄くしたり、逆に濃くしたりとメリハリをつけるとよりリアルになります。
端のフリルは全体的に塗る
端の方にあるフリルは後ろ側に回り込んでいくので、あえて影で塗りつぶします。端を塗りつぶすことで前面のフリルを目立たせています。
左の端はフリルの山も塗りつぶしていますが、影を多くして白いところを際立たせたいという気持ちで塗りつぶしました。イラストの状況によって変えても大丈夫です。
裏側に影を入れる
フリルの裏側に影を入れます。裏側を塗る場合少しポイントがあります。
裏側を塗る際はフリルの山の線画を重ねながら塗るようにすると少しアクセントができて良い感じに仕上がります。矢印の先のイラストをご参照ください。
まとめ
フリルの影を描く時のポイントをまとめてみました。
- フリルの山は裏側が二つある物と裏側が一つしかない物の二種類ある。
- 裏側が二つしかない物は根元付近に影を入れる
- 裏側が一つしかない物は山の形に沿って縦線の影を入れる。
- フリルの谷には山の影を落とす。
- フリルの裏側は線画をなぞるように影を塗る。
こちらのイラストで使用した影の色は単色で塗っておりますが、別の色と混ぜて塗っても楽しいと思います。オリジナルの影を作っていくとまた新しい発見があるかもしれません。また色々試してみたいと思います。
今回は白フリルの影の描き方をご紹介いたしました。
また次回の記事にてよろしくお願いいたします。
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