こめよです。色鉛筆でキャラクターイラストを描いています。
今回はこちらの主とメイドのイラストを描き上げましたので、こちらのイラストを描くときに意識した光と影の部分の描き方をご紹介したいと思います。衣服の白色、椅子の緑色、背景の茶色についてご紹介しております。

こちらのイラストはラフ絵についての記事も投稿しておりますので、合わせてご覧いただけましたら嬉しいです。
白の衣服の影と光
白い衣服の影はねずみ色の色鉛筆を使って塗っています。
白い部分とグレーの影部分の境をはっきりさせることを意識してみました。赤丸のところが影で青丸のところが白い部分です。

最初に影をねずみ色で塗って、光の部分を白色の色鉛筆で塗るといった順番です。
白を塗ると他の色が混ざりづらくなってより影の部分がはっきり見えるようになるのでおすすめです。ムラなく塗った後に銀色や灰色を塗っております。

ねずみ色を塗る

白色を塗る

銀色を重ねる
銀色や灰色でまた違う色の影になったので面白いなと思いました。こちらの男性のシャツは鼠色と灰色と焦茶色を混ぜております。
仕上げの時に線画で使った色を影部分に重ね塗りすると綺麗に見えます。

緑色の影と光
緑の椅子部分は光の当たる部分に黄色や山吹色を使っています。
暗い影の部分は黒色、焦茶色、ねずみ色を重ね塗りしてみました。このあたりはムラをできるだけ減らせるように重ね塗りをして描いています。
黄色から緑の部分、緑の部分から黒い部分の境に白色を塗っています。白の色鉛筆を塗ると綺麗にグラデーションを作ってくれるので、中間には白色を塗って混ぜています。


色塗りのムラを減らす方法は記事を投稿しておりますのでこちらもぜひご覧いただけたらと思います。
茶色の影と光
茶色をベースに色々な色を混ぜて塗っております。
こちらは最初にベースの色を塗って、その後どんどん影の濃い色を塗っていきました。

背景の壁や天井は範囲が広かったので、全体の色をイメージするためにベースの茶色を最初に塗っております。
この後に使ったのは赤茶色、黄色、鼠色を重ね塗りして、より濃い影部分を焦茶色や黒色を混ぜています。

こちらの色も明るい部分と暗い部分の境に白色を塗ってみました。
白色をガリガリ使っていったので途中、買いにいったりしております。(笑)
まとめ
ポイントをまとめてみました。
- 範囲が狭いところは影の色→ベースの色の順番
- 背景など範囲が広いところはベースの色→影の色の順番
- 光と影の間に白色を塗る
光の部分、影の部分をはっきりさせるとイラストが鮮やかに見えるのでこちらのポイントを意識して描いております。色鉛筆イラストを描く際のお役に立てましたら嬉しい限りです。
今回は光と影を意識して描いた時のポイントをご紹介させていただきました。
また次回の記事にてよろしくお願いいたします。
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