こめよです。色鉛筆でキャラクターイラストを描いています。
冬の季節になりましたので、氷のイラストを描いてみました。
氷というのは透明感があって、光っているようなイメージがあります。色鉛筆でどうやって表現できるか考えてみました。今回はそのご紹介したいと思います。
氷の周りは塗らない
氷の周りは塗らないようにしてみました。背景を塗る際に、氷の側はあえて塗っておりません。白い部分は紙の元の色でそこは何も塗らないようにしています。
背景の色は暗い感じを出してみたので、白い部分を入れたら少しでも氷が光って見えるのではないかと思いこのようにしてみました。
この白い部分は少しぼかしてみるとより淡い光を放っているみたいに見えて、リアルになるかなと思いました。その白の周りの背景をより濃く塗ると氷の光は映えます。このとき黒色や紺色などの暗めの色を混ぜてもいいと思います。
氷の中に濃い線を入れる
氷の中により濃い線を描き入れました。
縦線を入れたり、斜め線を入れたりして氷の影のように描いております。少し黒を足したりしてより深みのある影を作ったりしてみました。
統一感なくバラバラな線を入れたほうがそれっぽく見えます。この濃い線も同じ濃さではなく薄くしたりして色の強弱をつけています。氷の中にも白い部分を入れて明暗をはっきりさせるのもポイントです。
氷を重ねる
氷同士を重ねます。下記の尖っている氷にご注目ください。
手前の氷の後ろにも氷があるように見えますでしょうか・・?こちらが氷同士を重ねる方法です。
氷の輪郭を描いて、その中を薄い色で塗りつぶした後、後ろの氷を描くということをしています。手前の氷が透けて奥が見えるようになるイメージです。
こちらのイラストの右上部分もご覧いただければと思います。透かして描いたときも氷の中に白い部分を残しておくと、光って見えるような気がしました。
まとめ
氷の表現をする際のポイントはこちらの3点です。
- 氷の周りは塗らずに白い部分を残しておく。(少しぼかすのもアリ)
- 氷の中に濃い線を入れる。白い部分も作って明暗をはっきりさせる。
- 手前の氷を透かして、奥の氷を見えるように描く(氷同士を重ねる)
重要なのは透かして見せることだと思っています。
その他にも氷を描く際は光の反射なども考えなくてはいけないので、また色々試してみたいと思いました。
今回は色鉛筆で氷の表現を描いてみました。
また次回の記事にてよろしくお願いいたします。
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