塗りムラを減らす方法〜でこぼこした紙の場合〜

塗りムラを減らす イラスト

こめよです。色鉛筆でキャラクターイラスト描いています。

皆様は色を塗る際に塗りムラができて困るということはありませんでしょうか?

以前、さらさらした紙に描く場合の塗りムラの減らし方について記事を投稿しましたが、今回はざらざらと凹凸のあるスケッチブックの紙を使用する時の塗りムラについて考えたいと思います。

この紙質はとても塗りムラが出来やすく、穴が空いたような見た目になります。(右図参照)

スケッチブック
塗る

こちらの紙質の場合の塗りムラの減らし方について、ご紹介したいと思います。以前の記事も下記リンクからご覧いただけます。

軽く塗りつぶす

最初に塗る面を軽く塗りつぶします。いきなり最初から強く塗ると、他の色との混色ができなくなったり、修正がしにくくなるからです。

塗る

何回か塗って、面を埋めていくようなイメージです。

塗る

色が付いたら強めに塗りつぶす

色がついてきたら、少し強めに塗っていきます。

軽く塗りつぶす→強く塗りつぶすの順番で塗っていくと後々の色の調整もしやすくなります。

塗る

鉛筆の芯を尖らせる

強めに塗り終わったら、鉛筆を削ります。塗り終わった後は鉛筆の芯が丸くなっているので、細く削ります。先を尖らせることでスケッチブックのでこぼこした凹凸の表面を塗りつぶしやすくなるからです。

鉛筆

少し丸い

鉛筆

削ったあと

鉛筆を立てて塗っていく

鉛筆を少し立てて塗ります。でこぼこの凹凸の凹み部分に色を塗るためです。ここで注意するのは最初に軽く塗ることです。そして馴染んできたら強めに塗っています。

塗る
塗りつぶす

鉛筆を立てて塗ると芯の跡が紙に残ります。いきなり強く塗ってしまうと、妙な線が残ったりして目立ってしまうことがあるからです。

強く塗る

まとめ

  • 軽めに塗る→強めに塗る(色をつけていく)
  • 鉛筆を削って芯を尖らせる
  • 鉛筆を立てて、軽めに塗る
  • 馴染んできたら最後は強めに塗る

色鉛筆は強く面を塗ってしまうと他の色と混ぜることが難しくなったりします。いつも描く時は最初は薄めに塗って、だんだん強く塗る方法をしています。

上の方が強くいきなり塗った場合で、下の方が軽く薄めに塗って混ぜた場合です。

あえて一色塗りをしてアニメ塗りのような塗り方も綺麗で楽しいと思います。

今回はスケッチブックのような表面がざらざらしてでこぼこしている紙に色を塗る場合、塗りムラをどうやって減らすかをご紹介いたしました。

また次回の記事にてよろしくお願いいたします。

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