こめよです。色鉛筆でキャラクターイラストを描いています。
皆様は重ね塗りでどの色を加え、どうやって混ぜようと迷ったことはありませんか?
例えば赤色の髪に補色の青緑を重ねて塗るなど、色鉛筆にはいろんなアイデアがあります。
では、他の色同士をどうすればきれいに混ぜることができるのでしょうか?
ポイントは力を入れないことだと思っています。今回は重ね塗りでやっていることを説明します。
重ね塗りのやり方
1.薄く塗る
どんな色も最初に薄く塗ります。ムラがあっても丁寧に塗れなくても全然大丈夫です。なんとなくその面の色が薄く塗りつぶしていればいいと思っています。最初に塗るときは、力を入れず薄く塗ることを意識しています。
2.違う色を薄く塗る
違う色というのは、補色でも反対色でもなんでもいいです。いつもは自分のイメージに合う色を塗っています。下記は例です。
- 最初に黄色を塗ったら、影を出すため茶色を塗る
- 最初に赤色を塗ったら、光を出したいから黄色を薄く塗る
この段階で試したことない組み合わせの色を塗ってもいいと思います。思いがけず新たな色の表現ができることがあります。不安な時はいつも重ねている色で安心するのも大事です。
3最初に塗った色をムラができないように塗る
最初に塗った色を少し丁寧に塗っています。ここではムラを少しずつ減らしていくイメージです。この時でも力を入れずに薄くぬります。色鉛筆同士を混ぜていくイメージで塗りつぶしていきます。
4.1~3を繰り返す
今までやったことを繰り返します。最初の色を二番目の色を交互に塗らなくてもいいです。例えば最初の色をたくさん塗って、二番目の色を少し塗るだけでも大丈夫です。どの色味を強くしたいかで塗る量は変わると思っています。この時に力は少し入れて塗っています。
重ね塗りの注意点
力を入れない
力を入れて塗ってみました。
力を入れて塗ると、混ざりづらくなります。そして色味がその色の一色になってしまいます。力を入れて塗る際は、彩度を上げるため一番最後に塗っています。
鉛筆を立てて塗らない
鉛筆を立てて塗ると、跡が残りやすいです。紙が凹んで、そこに色が乗らなくなります。以前そこの凹んだ場所を丁寧に塗ろうとしたら、はみ出してしまい失敗したことがあります。立てて塗る場合は力を抜いて軽く塗るようにしています。そうすると色を混ぜるための調節がしやすいからです。
まとめ
最初に申し上げました通り、力はできる限り抜いて色を塗ることがポイントです。
薄く何回も塗り進めてやっと色が出てくるたびに喜んでいます。そしてきれいに混ざっていくのを見るのが色鉛筆の楽しさだと思いました。今回完成したイラストです。
今回は重ね塗りについてお伝えしました。
また次回の記事にてよろしくお願いいたします。
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